|
第11回:MLBインターン日記 Part IV |
2005/11/24 |
◆インターシップ修了後
3ヶ月間のインターンシップを終え、9月よりオハイオ大学に戻りましたが、インターンシップで得たことや
築き上げたネットワークは今でも生きています。
インターンを経験したおかげで、普段受ける大学での授業も格段に深く理解することができています。
また、自分がスポーツビジネスの世界で進みたい道程もはっきりし、将来の自分のリソースになるものを作成する為、
この3ヶ月間、クラスメートと2人で大きなバインダー三冊にもなった
“MLB, NFL,NBA Sales/Marketing Research&Analysis”なるものを作成しました。
インターン前であれば何に手をつけていいのかわからない状態だったと思うのですが、
今の自分にどのようなスキルが必要で、どのような事を知っておかなくてはいけないかと言うことが明確になったことが、
このリサーチにつながっています。
インターンを通じて得たネットワークも大きな収穫です。例えば、私達のクラスがMLBの球団経営についてディスカッション
するとなったとき、インターン時に一緒に働いていた同僚に事前に連絡し、電話を通して授業中にセッションを設けて
くださりました。また、私がアリゾナで開催されたSports Marketing Associationへ参加した際、Sponsorship Directorの
Joeが、アリゾナ・カージナルス(NFL)のSales部門で働く知り合いを紹介してくださりました。カージナルスの球団事務所に
伺うと、Joeから紹介していただいたAdamは、球団事務所のツアーをしてくださり、その後、私の質問に答える時間を
3時間も設けてくださりました。この様にインターンを通して共に働いて築き上げたネットワークは
インターンシップ修了後も貴重な財産となっています。
◆インターシップを通して学んだ事
たった3ヶ月のインターンシップで、MLB球団経営の全てを把握することは難しいかもしれません。
しかしこの経験がなければ絶対に知ることの出来ないことを多く学ぶことができ、私にとって非常に有益なものになりました。
経営のことに限らず、仕事の仕方、人との接し方、Work Ethicをこの目で見れたことは、机の上の勉強では
学べないことだと思いますし、このインターンシップを経験して良かったと、心から感じています。
今後アメリカでのスポーツ経営学/スポーツマネジメント留学やインターンシップ獲得を考えていらっしゃる方で、もし何かご質問がありましたら
遠慮なくメールをいただけたらと思います。4回にわたるこの『MLBインターン日記』にお付き合いいただきました皆様、
どうもありがとうございました。
(2005年11月24日 K.K.)
|