プログラム


オハイオ大学MBA/MSAコースでは、学位取得にインターンシップが必修となっています。過去、日本人留学生は以下のスポーツ組織、団体でインターンシップを行いました。



プログラムインターンシップ

スポーツの現場を実際に経験し、授業や将来の就職活動に生かすために、オハイオ大学ではプログラムインターンシップを多数行っています。夏のインターンシップとは違い、約1週間の短期間で行うもので、その内容によっては授業単位として認められています。このプログラムインターンシップは、卒業生の活躍とそのネットワークによって、 優先的もしくは独占的に得られるオハイオ大学スポーツ経営学プログラムのひとつの特徴です。

◆Baseball Winter Meetings インターンシップ
毎年12月にアメリカマイナーリーグ事務局主催でBaseball Winter Meetingsが行われます。 オハイオ大学スポーツ経営学プログラムではこのイベントに毎年2年生の選抜約10名がインターンとして参加しています。 インターンシップ内容は会議のオペレーション、トレードショーのオペレーション、Baseball Winter Meetings事務局での オペレーション等です。この会議のインターンは現在オハイオ大学のプログラムのみです。

Baseball Winter Meetings

Baseball Winter Meetingsはアメリカプロ野球最大規模のビジネス会議で、そこでは多くのプロ野球関係者が訪れ、一週間の間にメジャーリーグ事務局会議、マイナーリーグ事務局会議、ワークショップ、マイナーリーグフロントオフィス表彰式、マーケティングトレードショー、ジョブフェアが行われます。また12月という季節から選手のトレードの交渉も行われ、メジャーリーグ、マイナーリーグチームのGM、選手の移籍を管理するPlayers Development関係者、選手代理人、マイナーリーグのマーケティング担当者はほぼ必ず参加しています。毎年、開催都市を移動しており2005年はテキサス州ダラスで行われ、2006年はフロリダ州オーランドで開催される予定です。
Information: http://www.minorleaguebaseball.com/events/winter/

◆Hula Bowl インターンシップ
毎年1月、ハワイ州マウイ島で行われるHula Bowlに、オハイオ大学スポーツ経営学プログラムはインターンを送っています。このインターンシップでは、ハワイに来た選手のコーディネイト、スポンサーや来賓者のホスピタリティ、そしてゲームオペレーションといったことを2週間滞在し仕事を行います。

Hula Bowl
Hula BowlはアメリカNCAAのイベントの一つで、シニア学生のみが参加するアメリカンフットボール大会です。チームは選抜で地理的に東西に分けて対戦され、NFLに行かない多くのシニア学生にとっては本当に最後のアメリカンフットボールゲームになります。
Information: http://www.hulabowlmaui.com

◆NASCAR インターンシップ
アメリカで現在最も成長しているスポーツビジネスがNASCARです。このNASCARには多くのオハイオ大学の卒業生が働いており、その発展を支えています。スポーツ経営学プログラムではこのNASCARレースのプログラムインターンシップがあり、例年3月に行われるLas Vegas Speed Wayで約10日間のインターンシップを行います。仕事の内容は、会場の設置、スポンサーや来賓者のホスピタリティーのアシスタント、そして営業販売部のアシスタントとゲームオペレーションです。
Information: http://www.lvms.com

◆OU Athletic Department インターンシップ
オハイオ大学スポーツ経営学プログラムは、大学のアスレチックデパートメントとの交流が盛んです。秋のフットボールシーズンのホーム試合開催日にはクラスメート全員が、冬から春のバスケットボールシーズンにおいてはクラスの数名が大会運営のボランティアとして参加しています。仕事内容としては会場の設置、VIPのアテンド、マーケティング部門のアシスタントなどがあります。このような活動を通じて、大学スポーツの基本的な運営手法を学ぶことができると同時に、留学生にとっては、アメリカのカレッジスポーツビジネスの大きさを肌で感じることができる貴重な場にもなっています。

◆Southern Ohio Copperheads インターンシップ
Southern Ohio Copperheadsは2001年、Sports Administrationの学部長を当時務めていたDr. Kreutzerが、 夏のアセンズを盛り上げたい、スポーツ経営学を学ぶ学生が生きた経験を積むことのできる環境を作りたいという強い思いから 出来た野球チームです。学科からは毎年1名、Southern Ohio CopperheadsのAssistant GMを務め、チケットセールス、スポンサーシップ、スカウティング、アドバータイズメント、メディアリレーションなどを統括するという非常に重要な役割を果たしています。

Southern Ohio Copperheads
アメリカには地域に密着したエンターテーメントが多く存在します。MLB, NFL, NBA, MLSそして、NHLといった大都市をフラインチャイズとしているプロスポーツチームから「おらが球団」と地元の人々が胸をはって応援することのできる地域に密着して展開しているMinor LeagueやIndependent Leagueの球団があります。アセンズ住民が「おらが球団」と胸を張って誇らしげに自慢するのがこのSouthern Ohio Copperheadsです。CopperheadsはGreat Lakes Summer Leagueに所属しており、全米から集められた大学生によって構成されています。大学野球といえど、アメリカのSummer LeagueといえばMLBのスカウトや多くのファンが詰め寄せるアメリカの野球文化に根付いているリーグです。
Information: http://aspnet.cob.ohiou.edu/copperheads/

◆TEAMS インターンシップ
オハイオ大学スポーツ経営学プログラムでは、TEAMSカンファレンスという全米のスポーツ施設がスポーツイベントを誘致する事を目的に開催しているイベントで、インターンを経験することができます。TEAMSカンファレンスには、全米都市のSports Bureau(スポーツ行政局)、ホテル、民間スポーツ施設(ex: Disney Attractions)などが巨大フロアにてブースを構え、全米から集まるスポーツイベント関係者に対して営業活動を行います。インターンの学生は、この4日間続くイベントを円滑に運営するために様々な仕事を任されます。また、全国からスポーツ施設関係者、プロスポーツ関係者、スポーツ団体関係者が参加するため、独自のネットワーキングを作ることも可能です。

2005年はフロリダ州のフォートローダーデールで開催され、2006年はラスベガスでの開催が予定されています。