2005年1月7日〜8日の1泊2日、スポーツ経営学プログラム1年生で、ウェストバージニア州にあるリゾートホテルGreenbrierに行く機会がありました。今回の視察は、General Manager(GM)を含め、大学の卒業生がこのホテルで働かれているという縁から決定となりました。初日着いて早々、GMから直接、「Hospitality Businessとは?」についてのスピーチを伺うことができました。

オハイオ大学MBA/MSA日本人会 Greenbrier1Greenbrierは創業1778年(左の建物は1913年に完成)のリゾートホテルです。つまり、1776年のアメリカ独立記念日からたった2年後には営業を始めていたことになります。その影響もあって、ホテル内には過去の歴史を物語る絵画や備品などが至る所に飾られていました。 また、南北戦争、第二次世界大戦においては、ホテルの営業を一時休止し、アメリカ政府直轄の緊急本部として使用されたそうです。冷戦当時、万一に備えて建設された核シェルターもそのままに残っていました。


オハイオ大学MBA/MSA日本人会 Greenbrier2もう一つ、Greenbrierで忘れてならないのは、アメリカゴルフ界の伝説サム・スニッドがこのホテルのゴルフコースを愛用していたということです。 サム・スニッドは、ボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガン、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウスといった往年の名プレイヤーとともに、アメリカゴルフ史にはなくてはならない存在です(恐らくは、タイガー・ウッズがこの後に続くと思われます)。敷地内にある3つのゴルフコースに併設する形で、サム・スニッドの博物館もありました。 ワシントンから比較的近いということもあって、アメリカ大統領も御用達とのことです。

ちなみに気になる宿泊代ですが、1泊2食付で最低$300。オプションでゴルフやエステなどをつけると、20万円近くになるコースもあるらしいです。今回は特別に$80で滞在させてもらいましたが、自腹ではなかなか行けません。豪華さだけなら、Greenbrier以外にもいいホテルはあると思います。ただ、歴史と上品さを感じさせるという面では、大変重みのあるホテルだったように感じています。


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